色問題を避けるためのプロジェクト設定(カラーマネジメント設定)
Macユーザーの場合、デフォルトのカラーマネジメント設定(REC.709 Gamma2.4)のままだと、せっかくダヴィンチでカラー調整したのに、書き出した後やYouTubeにアップした後に、色が変わってしまうという現象が起こります。(若干コントラストが薄くなる)
これはDaVinci ResolveとMacのQuickTime Player、YouTube、それぞれが使用しているガンマカーブが違うことから起きる現象です。
対策としては、
①プロジェクト設定→カラーマネジメント→タイムラインカラースペースを「REC.709 Gamma2.4」から「REC.709-A」に変更する
②環境設定→システム→一般→「Macディスプレイカラープロファイルをビューアに使用」に✅を入れる
これをすることによって、書き出し後の色が変わる問題を解決することができます。
デフォルトの設定のままだと、書き出した後にクライアントに納品する動画が薄くなることがありますので、新しいプロジェクトを開いたときは、これらの設定をしてみて下さい。
カラーマネジメント設定をREC709-Aにする理由について、日本語で解説している動画がありますので、よければ参考にしてみて下さい。
DaVinci Resolve で4kアップスケーリング / 色が変わる問題 / YouTube用の書き出し設定を解説 by AUXOUT